子役プロダクション合格後に必要な費用と仕事内容とは?
2018/05/28

オーディションに合格することができれば、タレントとしての第一歩を踏み入れたと言ってもいいでしょう。
親としても、とても嬉しい気持ちになるのですが、
実際のところ、事務所に所属するには、入所費用というのが必要となってきます。
あまりの金額の高さに、大体の場合、ここで諦めてしまう方々が多いのですが、
出費ばかりが嵩のかというと、そうではなく、プロダクションに所属すると、子役としてのお仕事をもらえるようになりますので、
初めに必要な費用や月謝、お仕事のギャラなどの収支について、ある程度、入所前に把握しておきたいところです。
大手のプロダクションに入所するために、約20~30万円ほどの費用がかかり、
これに加え、毎月のレッスン代が必要になってきます。
だいたい1ヵ月で、15,000~20,000円程度だと思っておいてください。
しかし、赤ちゃんの場合、レッスンなどがないので、月謝が発生しないプロダクションもあります。
さて、事務所にかかる費用はこれくらいだろうとおもうのですが、
まだまだ、細かいところで必要な費用が発生してきます。
まずは、売り込みに使う宣材写真(プロフィール写真)です。
しかも、子供は成長すると見た目が大きく変わりますので、その都度、撮り直す必要が出てきます。
宣材写真は、1回につき、6000円~15000円ほどかかるのですが、
ケガなどによって、写真に修正が必要な場合、もう少し費用がかかってきます。
さらに、毎週レッスンに通う交通費やプロフィール写真を撮る際の衣装も自前です。
子役として活躍する以前に、入所・在籍するだけで年間24~35万円ぐらいはかかると思っていたほうがいいでしょう。
プロダクションのお仕事とは?

折角、プロダクションに「タレント」として所属したのであれば、わが子の活躍も見てみたいと思います。
どんなお仕事があるかというと、赤ちゃんモデルの場合、一番多いのがオムツモデルのお仕事です。
オムツのパッケージって、そんなにころころ変わっていないように見えますが、
実はかなりの頻度でモデルさんが変わっています。
オムツの場合、オムツ本体の商品パッケージの写真・テレビCM・WEB写真・パンフレットなど
一人の赤ちゃんではなく、いろいろな赤ちゃんが出演していたり、サイズもたくさんあるため0歳~3歳ぐらいまで長く活躍できます。
気になるギャラとしては、パッケージ写真で5~7万円ぐらいで、
CM・WEBページなどのモデルは、2~4万ぐらいになります。
しかし、例えすごくかわいい赤ちゃんでも、泣いたりぐずったりしてしまうとお仕事はほぼもらえません。
赤ちゃんモデルで活躍できるのは、場所見知り・人見知りをしない、ママがみえなくても泣かないといった赤ちゃんになります。
ただ、赤ちゃんというのは、上手く感情をコントロールできないので、
実際の現場には、ダブルスタンバイというお仕事も存在します。
ダブルスタンバイというのは、もし一人目の子が泣いてしまった場合、
別の赤ちゃんが代役として、撮影できるように待機しておくことです。
この場合、待機しているだけでも、報酬が約5000~15000円ぐらい発生します。
そして、子供が少し大きくなると、「教材のパンフレットやDVD、教育番組の出演、
おもちゃのパッケージ・テレビCM・テレビドラマ」など、どんどんと仕事の幅が増えてきます。
子役親子は楽ではない

実際にお仕事が決まるまでには、書類選考だけで決まる場合もあれば、オーディションがあったりもします。
一次面接、二次面接とたくさんの選考を受けるものもありますので、少々時間がかかることがあります。
お仕事に行く際、もちろんマネージャーさんは付きますが、よほどの売れっ子ではない限り、
専属ではありませんので大体の場合は、現地集合・現地解散となります。
その際の交通費は、とても遠いところや撮影の関係で前日泊などの場合を除き、ほぼ自腹です。
現場というのは、都市部のスタジオで行われることが多いので、
車での移動は難しく、公共の交通機関を使わなければならないことがほとんどです。
また、撮影などのお仕事は、長時間かかる場合が多いので、赤ちゃんの場合はオムツや着替え、
ミルクなどを大量に持ち歩き、電車などを乗り継いでいくので、親としてけっこうハードな仕事になります。
子役のSNSアップは情報漏洩!?

子役として子供が活躍していれば、みんなに自慢したくなったりもしますが、
例えば、SNSなどで「○○の撮影に行ってきた!」などの情報を発信することは、プロダクションの公式な場所以外ほぼ禁止されています。
場合によっては情報漏洩として訴訟を起こされてしまう場合もありますので、
できるだけ、リスクのある行動は避けた方がいいでしょう。
プロダクションは、セキュリティチェックの観点から、タレントの家族のSNSなどを結構チェックしています。
そのため、アップしていれば、すぐばれてしまい厳重注意されるそうです。
プロダクション所属は、子供の英才教育

プロダクションに所属することは、すごく責任のいることで、大変なことばかりだと思えるのですが、
「子供をプロダクションに入れてみてよかった」と思うこともたくさんあります。
小さいころから、幼児教育のプロにたくさんのことを教えてもらえるので、
まず家の外で、ぐずったり暴れたりしたことがありません。
また、大人の指示をきちんと聞ける子になります。
これらは別に、子供のしたいことを我慢させたりするのではなく、
遊ぶときは遊ぶ場所で、静かにする場所は、静かにすると言ったように、場所にあった行動をとるということです。
また、プロの歌やピアノを小さいころから、身近に聞くことができるのも貴重な体験だと思います。
そのほかにも自分の名前や挨拶「おはようございます」や「ありがとうございます」など、きちんと言える様になります。
幼児の習い事の代わりに、プロダクションのレッスンを受けて方々も多く、
家庭や幼稚園では、教えてくれない、人として必要なことを身に付けることができます。
子供の活躍は、プライスレス

何より、自分の子供がテレビなどに出ている姿は、親としての誇りでもあり、
頑張っている姿をしっかり形になって、確認できる嬉しさがあります。
「今度○○に出るよ」という出演情報は、家族にしか教えられないのですが、
たまに友達やママ友に「もしかして出てた?」とバレてしまうこともあります。
そんな時に「自慢の子だな・・・」と心の中で、幸せを感じることがあると思います。
子供は置かれた環境によって、驚くほど学習し成長します。
だれでも、プロダクションに入れるというわけではありませんが、
人生経験の1つとして、チャレンジしてみるのもいいのでないかと思います。